1997年に生まれたタナボタ企画の舞台の映像でした。
キャパ250人ほどのシアターVアカサカという劇場。
この劇場も今はもう閉館されているそう。
時の流れを感じずにはいられません・・
カサブランカは1940年代の映画。
タナボタ企画の林さんがブログで
「映画を見てから見ると~楽しみいただけること間違いなし」
といっていたので、
プライムビデオで見ましたよ。
幻の予告編から始まる謎の世界へ
当時、タナボタパーティーに参加した方のみが見れた「幻の予告編」。
映画「カサブランカ」をきれいにオマージュ!
初見の身としては、
すごい!!映画みたいだぁ!!
と単純に感動していました。
この後に広がる世界とは
一線を画す、クオリティの高さでした。
本編はカサブランカをベースとしたごちゃまぜストーリー
本編開始前の影アナで
岡幸二郎さんの一句。
「あをによし おかの都は咲く花の
にほふがごとく 今盛りなり」
うまく聞き取れなかったので間違っているかもしれませんが、
万葉集からのパロディ?
この後の展開が楽しみになりました。
歌だけはクオリティがめちゃんこ高い!
ほんとにね、
歌だけはすごいの。
学園祭みたいなノリを
至極真面目にやっているプロたち。
大人の文化祭ということなのでしょうか。
ものすごい面白いやないか!!!
作品を愛してやまない人には許せない部分もあるのかもしれないけれど
私は好きです!!
イルザは昔オスカルだった
パリですものね。
岡幸二郎さんの女装が美しすぎる。
宝塚のベルサイユのばらを見たことはないのですが、
ネタとしてアンドレが撃たれても歌っているというのは
「サムシング・ロッテン!」で見たことがあり
「ベルばらだ!」と理解できましたw
アンドレが自分が「美人な女性である」と認識したあと
「イルザ」として生きることを決意。
どんな設定だよ!
君野仁美(北条仁美)さんの元ネタは何なのかしら。
ご存じの方いたら教えて欲しいです!
たくさんの登場人物を3人で演じるわけで
途中で混乱しちゃったりもしましたが
そんなのも含めて「オモシロ」なのかもしれません。
女形だけかと思いきやのシュトラッサー
この舞台では女性役だけなのかと思いきや!
シュトラッサー少佐が岡さんでした。
素肌に黒いレースのピタピタのトップス。
サスペンダーに軍帽。
セクシーが過ぎる!!!
でも似合ってしまっているのが素敵ですw
3人の出演者の濃さに疲れた頃に終わる120分
もうね、おなかいっぱいな感じの濃厚さ。
休憩なし120分はちょうどいいのかもしれない。
デザートなくていいわぁ
って感じで満腹満足♪
林アキラさんも田中利花さんも
今回初めてお名前を知りました。
新たな出会いに感謝です!
出演者
- 林アキラ
- 岡幸二郎
- 田中利花
曲名などの情報はタナボタのあゆみに掲載されています。
写真も1枚だけだけど載ってました❤
真説カサブランカを見て
過去作品の配信も楽しいしうれしいですね。
ほかの作品でもぜひやってもらいたいです。
今のお姿や歌声はもちろんすてきなんですが、
岡幸二郎さんの若かりし頃のお姿を見ることができて
本当にうれしかったです。
最近はほんと嫌味な役だったり冷徹な役だったりが続いているので
また違った一面を見られました。
9月の大阪でのコンサートが無事に開催されることを祈りつつ。。。
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