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【観劇レポ】若さと可愛さがあふれる愛希れいかが印象的!「ファントム」

レポート

観劇情報

観劇日時:2019/12/07(土)
劇場:梅田芸術劇場メインホール
お席:13列目 上手ブロック
チケット代:13,500円(パンフレット2,000円)

公演時間:約3時間5分(1幕:85分、休憩25分、2幕:75分)

3時間超え予定!カーテンコール入れるともう少し長いかな。

この日は加藤和樹さんの千穐楽だったので
スペシャルカーテンコールがありました。

キャスト

ファントム(エリック):加藤和樹
クリスティーヌ・ダーエ:愛希れいか
フィリップ・シャンドン伯爵:木村達成
カルロッタ:エリアンナ
アラン・ショレ:エハラマサヒロ
ジャン・クロード:佐藤 玲
ルドゥ警部:神尾 佑
ゲラール・キャリエール:岡田浩暉
少年エリック:熊谷俊輝

<アンサンブル>

安部三博
伊藤広祥
大塚たかし
岡田 誠
五大輝一
Jeity
染谷洸太
高橋卓士
田川景一
富永雄翔
幸村吉也
横沢健司

彩橋みゆ
桜雪陽子
小此木まり
可知寛子
熊澤沙穂
丹羽麻由美
福田えり
山中美奈
和田清香

スタッフ

脚本:アーサー・コピット
作詞・作曲:モーリー・イェストン
原作:ガストン・ルルー
演出:城田 優
美術・衣裳:トム・ロジャース
翻訳・通訳:伊藤美代子
訳詞:高橋亜子
音楽監督:森 亮平
照明:吉枝康幸
音響:山本浩一
振付:新海絵理子
ヘアメイク:馮 啓孝
特殊メイク:ニール・マーツ
アクション:幸村吉也
指揮:小林恵子
歌唱指導:西野 誠
稽古ピアノ:太田裕子
オーケストラコーディネーター:新音楽協会
美術助手:トゥーツ・ブッチャー
演出助手:末永陽一 / 加藤由紀子
舞台監督:榎 太郎
宣伝美術:榎本太郎
宣伝写真:森崎恵美子
宣伝コスチューム:石橋瑞枝
宣伝ヘアメイク:馮 啓孝
宣伝メイク(愛希れいか、木下晴香):栗原里美
企画・制作:梅田芸術劇場

あらすじ

舞台は19世紀後半のパリ、オペラ座。
楽譜売りで歌手志望のクリスティーヌ・ダーエは、その歌声をオペラ座のパトロンの一人であるフィリップ・シャンドン伯爵に見初められ、オペラ座で歌のレッスンを受けられるよう取り計らってもらう。
一方、オペラ座では支配人のキャリエールが解任され、新支配人のショレが、妻でプリマドンナのカルロッタと共に迎えられた。キャリエールはショレに、オペラ座の地下に幽霊がいて、自らを“オペラ座の怪人”と呼んでいることを伝えるが、ショレは解任された事への仕返しに怖がらせるために言っているに過ぎないと取り合わなかった。

オペラ座を訪ねてきたクリスティーヌを見たカルロッタは、その若さと可愛らしさに嫉妬し、彼女を自分の衣裳係にしてしまう。ある日、クリスティーヌの清らかな歌声を聞いたファントムは、ただ一人彼に深い愛情を寄せた亡き母を思い起こし、秘かに彼女に歌のレッスンを行うようになる。ビストロで開かれたコンテストで歌声を披露したクリスティーヌは、カルロッタに「妖精の女王」のタイターニア役に抜擢される。フィリップはクリスティーヌを祝福するとともに、恋心を告白。ファントムは、そんな二人の姿を絶望的な思いで見送るのだった。

初日の楽屋、カルロッタの罠にかかったクリスティーヌは毒酒により喉を潰されてしまう。客席からは野次が飛び、舞台は騒然となる。ファントムは失意のクリスティーヌを自分の住処であるオペラ座の地下へ連れて行く。しかしそれが、やがて彼を悲劇の結末へと向かわせることになる―。

感想等

はっきり言って油断してました。

劇場全体がパリ!

会場には普段に比べるとギリギリで
10分前くらい到着だったんだけど
ロビー(待合広場と呼ばれる)ではロビーパフォーマンスもあるし
パリのマドモアゼルたち(アンサンブルキャスト)がフィリップを探してごあいさつ回り。ボンジュ~ル。ってハイタッチしてくれました。
客席でもアンサンブルキャストが舞台上、客席ともに開演前から
ウロウロといかにも、劇場内が全てパリ。みんなもパリに来てるよ!
って雰囲気が作られていました。

先月見た「ラブズレイバーズロスト」のように
開演前から楽しませてくれる舞台すごく好きです!

愛希れいかさんがかわいすぎる

クリスティーヌを演じる愛希れいかさんは
あやのゆ人生初の宝塚でエリザベートを演じていらしたときに観て以来だったのですが、
俄然可愛く、歌ものびのび素敵でした。

とにかく笑顔が弾けまくってて
ただただ音楽が好きで
恋のこととか考えてもなかったんだろうなぁ

フィリップの告白を見事にスルーしている姿が面白かったです。

後半エリックの母を演じるシーンがあるのですが、
そのシーンでのコンテンポラリーダンスのような
振り付けがすごく印象的。

こんなダンスもできるんだなぁと
幅の広さに驚きました。

音楽がシンプルで脳内再生必須

この演目初めて見たのですが
曲がいい。

口ずさみやすい曲が多いので
終演後についつい口ずさんだり脳内再生されて
もう一回みたいなぁってなっちゃう
(この現象は私だけなんでしょうか?)

2幕はハンカチなしには観られない!

少年エリックのきれいな歌声のアヴェ・マリアからの
悲痛な泣き!叫び!

ただでさえ悲しいお話の真っ只中にコレはいかん。

涙も鼻水も止まらない。

ギャップと言うんだろうか
涙をぐっと我慢しててもここで陥落でした。

オペラ座の怪人を観ている人ほど観てほしい

違うお話だし、ファントムも最終的に死んでしまうけど

最初は純粋に音楽が好きなだけの男の子であったはずだし
純粋にクリスティーヌの歌声に惚れたんだろうなぁという感情の部分が、
オペラ座の怪人のとき「なぜこんなにクリスティーヌに執着するんだろう」という
疑問の答えになっているような気がしました。

腑に落ちたと言う感じ。

人と話すことが殆どなかったはずだから
話し方がどもったり、感情をコントロールするのに必死だったり
という細かい表現がかなり好みでした。

まとめ

ほんと見に行ってよかったなぁ。
そう思える舞台でした。

この日は加藤和樹さんの千穐楽で
スペシャルカーテンコールでした。

城田エリックも出てきて
舞台上はWファントム。

途中体調不良でお客様が倒れちゃう場面がありましたが、
ああいうときはほんと動かさないであげるのが一番だよ。
と静かに見守っておりました。
(何もできない無力な一般ピーポーなので。)

観劇にも体力使いますからね
健康には気をつけて楽しく観劇しなくてはと心新たにいたしましたよ。

長々と読んでいただきありがとうございます。

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